河童の裏庭

雑多な感じ

遺伝子操作やクローン人間というワードに内包されたロマンについて話したい

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遺伝子操作とか、クローン人間とか、そんな近未来的なワードを出されると、大変ゾクゾクさせられる。

 

こんなワードを見聞きすると、一瞬にして近未来的な、SFチックな世界観が堰を切ったかのように押し寄せてくる。科学だか医療だか知らないが、人間が産み出した技術を以って、人間という種そのものを改造してしまう超越的な所に、興奮が止まらない。
・・・というか、改造だとか、人造人間だとかの言葉にロマンを感じない男はいない。

 

 


その一方で、遺伝子操作だとかクローン人間という言葉は、超えてはならない一線...神の領域として神格化され、手を出してはいけない禁忌であるという生物的嫌悪感をも、内包している。

 

近未来的で且つ禁忌の領域。

 

これこそが遺伝子操作やクローン人間といった言葉に対する僕たちの潜在的な感覚だろう。そしてこれが、僕がクローン人間というワードを聞くたびに感じるあの抑えきれないワクワク感に違いない。

 

 

 

 

 

夜中にそんなことを考えていて、抑えきれなくなったこのゾクゾクをどこにぶつけたらいいのかも分からないので、ひたすらここに書きなぐることにします。

 

 

 

 

 

 

 

そもそも遺伝子操作とは・・・?

遺伝子を人工的に操作する技術を指し、特に生物の自然な生育過程では起こらない人為的な型式で行うことを意味している。 (wiikipediaより抜粋)

と、大先生は説明している。

そしてクローンとは、遺伝的な素質が同じ個体群のことを言う。

人為的に遺伝子を操作することで、遺伝的素質が元の人間と全く同じ個体、クローン人間を精製することも可能になるという。

 

 

 

書いているだけでゾクゾクしてくるが、遺伝子操作という技術は一体何を以って禁忌的なのか。

 

 

 

もう少しゾクゾクしてみよう。

 

 

 

 


デザイナーベイビーという言葉がある。
遺伝子操作により、産まれてくる子供の瞳や髪の色、はたまた運動神経や知力といった、容姿,能力,体質を、文字通りデザインしてしまうという遺伝子改良である。

はぁ?と思うかもしれないが、ヒトゲノムの解析という科学の進歩によって、デザイナーベイビーが技術的に可能な時代が、もうすぐそこまで来ている。

 

 

 

ゾクゾクが頭の中で鳴り止まないが、もう少し。

 

 

 

 

ヒトゲノム解析計画というものをご存知だろうか。
ヒトゲノムとは、人が持つ遺伝情報の全体を指す。
そしてヒトゲノム解析計画とは、人間の全DNA配列(30億以上の配列)を解析し、人が持つ全ての遺伝情報ーー例えば、この配列は青い瞳の遺伝を、この配列の場合は癌になりやすい遺伝を...といった具合に、人間のありとあらゆる要素、それが発現するパターンを一つ一つ明らかにしていこうという、ゾクゾクする計画のことだ。

 

 

そして極めつけにゾクゾクしいのは、このヒトゲノム解析計画が、2006年に完了していることだ。

 

 

ヒトゲノム解析計画が完了しているーーつまり、デザイナーベイビー・・・産まれ落ちる子供の容姿を凄まじくイケメンにするだとか、スーパーインテリ知能を持たせるだとか、はたまた筋骨隆々な超絶肉体を持つスーパーマンにすることすら、可能になるかもしれない。

 

 

いやもうホント、笑っちゃうような話だが、こうして紐解いて見ると、...えっマジで?と困惑してしまう。

 

 

 

 

 

 


勿論、こんな人間そのものを根本からひっくり返してしまうような技術は、医学や倫理,哲学,あらゆる方面から否定的な見解が述べられている。
規制についても、遺伝子工学の急激な進歩に、完全に追いついているとは言えないものの、クローン規制法や遺伝子組換え規制法といった法律や、遺伝子研究における政府のガイドライン等で禁止されている。

 

 

 

まぁなんだ、これらの是非について論じる気は無い。

 

 

 

 

 

 

とにかく、こんな技術が、僕たちのすぐそこに存在するという事実が、最強にゾクゾクなのだ。

 


僕たちが「近未来だ、SFの世界だ」と騒ぎ立て、どこか遠いものとして見ていた神の領域は、実はいつでも手を伸ばせば触れてしまえる距離にまで接近していて、近未来だ近未来だと言い続けているうちに、連呼していた近未来に"今"が追いついてしまったような感覚。

 

遺伝子操作、クローン人間、デザイナーベイビー...そんな神のようなものは技術的に不可能だろうという、思い込みのベールによって担保されてきた禁忌は、実はとっくに消え去っていて、もはやその禁忌を担保するのは、進歩著しい科学技術に待ったをかける法律やガイドラインといった規制でしか無い。

 

 

 

手が届かないから恐ろしいのではなく、伸ばせば届くが伸ばせないように抑え込んでいるという恐ろしさーーそんな現在の遺伝子操作の世界を覗けば覗くほど、嗚呼、今宵もゾクゾクが止まらない。